
欠損歯のための補綴物シリーズ
第二回目は『入れ歯』
シリーズ第一回で、欠損歯をそのまま放っておくことによる健康障害についてと、それを治療する補綴物の選択肢として「ブリッジ」をご紹介しました。
今回は欠損歯の治療のための補綴物の一つ「入れ歯」について下記します。
他の補綴物ブリッジとインプラントと比較しやすいよう、項目別に特徴を記載しています。
入れ歯
【治療の特徴】
歯のない部分に取り外し可能な補綴物を歯にクラスプ(歯にひっかけるバネ)で固定したり、残存歯がない場合は歯肉自身に吸着させる総入れ歯がある。
・健康な歯を削らなくても良いが、クラスプをかける歯に負担がかかり将来的に治療や抜歯が必要になることがある
・取り外し式で洗浄などはしやすい
・小さく単純なものは治療期間が短く済む

【見た目と費用】
・部分入れ歯はクラスプが見えて目立つ
・保険と自費の物がある。自費の方が付け心地が良いが、見た目はあまり変わらない
【つけた感覚】
・噛む力は大変弱い
・取り外し式のこともあり、ガムやお餅などは非常に食べにくい
・金属床などの自費のものにすると、安定して噛みやすくなったり、温度が伝わりやすくなり味を感じやすくなったりする
・クラスプのかかる歯に負担が大きい
【耐用年数】
・6年程度
・骨や歯肉が痩せ合わなくなってくるので、都度調整・作り直しが必要

欠損歯のための補綴物シリーズ
>> 第一回 ブリッジの特徴と欠損歯を放置した場合の健康障害
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